活動の報告

安井小学校校舎の解体工事に関する西宮市長からの回答に対して緊急要望を行いました



2021年4月13日付けで西宮市長あてに提出しました「安井小学校校舎の解体工事に伴うアスベスト除去工事の適切な実施を求める要望書」に対して、
5月6日付けで西宮市長から回答がありました。

2021年5月6日付け西宮市長からの回答書(PDFファイル)

残念ながら市の回答内容は、教条主義の域を出るものではなく、空虚な文言の繰り返しでしかなかったことから、未だに安全神話に依拠した 西宮市の危機管理体制について、市長としての考えを改めて問いただすため、5月17日付で論点を絞った緊急要望書を提出しました。

2021年5月17日付け西宮市長への緊急要望書(PDFファイル)

現場を熟知しない上に「最低限法を守ればよい」とする考えでは、危険を予測する能力に限界があり、それに対応する危機管理体制では市民の
安全は保障されません。
「法を守れば安全」と主張するものの、法が守られた工事が実施されたとしても、適切な監視・管理がなければ、児童が長期間生活する場に隣
接した学校解体現場に、発がん物質を飛散させてしまう恐れは否定できません。
アスベスト粉じん濃度にしきい値がないことは周知の事実であり、いまだ、最低限法が守られたうえでの保育園・幼稚園・学校等のアスベスト
粉じん飛散事故は後を絶ちません。
安井小学校の解体に伴うアスベスト除去工事については、安全対策が十分に検討されたとは言えません。
住民にとっては、アスベスト問題は身近な脅威であるという意識はまだまだ希薄であり、何とか世論を盛り上げる方法の模索が続きます。


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